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ベトナム人の技能実習生に長時間の労働をさせ、残業の割増賃金代などを払わなかった疑いで、西予市の縫製会社が8日に書類送検されました。
労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは、去年11月に自己破産を申請した西予市の小清水被服工業です。
八幡浜労働基準監督署によりますとこの会社は去年6月30日までの半年間、ベトナム人の技能実習生10人に対し、残業を1カ月間で最大157時間近くさせたほか、 休日や残業の割増賃金を支払わなかったなどの疑いが持たれています。
また1日も休日を与えなかった週が10週あったとしています。
この事件では去年11月、ベトナム人実習生11人が会見を開き、2年間の長時間労働と約2700万円の未払いの賃金の支払いを訴えていました。
八幡浜労働基準監督署は、証拠などの関係から去年6月までの半年間を立件したとしています。